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参照用 記事

指標と仕様

「指標〈signature〉」とほぼ同じ意味の言葉(同義語・類義語)が山のようにあってウンザリするなー、って話は何度かしたことがあります。僕としては、同義語・類義語を使い分けるのは面倒で嫌なので、「指標」だけで済ませたいです。が、「指標」と「仕様」…

変換手〈transfor〉は要らないだろう

関手や自然変換の高次元バージョンとして変換手〈transfor | トランスフォー〉があります。関手、自然変換、その他の“変換のようなもの”を一律に扱う方針を示した点で、変換手は意義があったと思います。が、新しい言葉としての「変換手」は要らないだろうと…

微分計算、ラムダ計算、型推論

微分の計算は色々な場面で必要です。が、微分の記号である や が入った式の解釈って難しいですね。式の型〈type〉が分かりにくいのです。実際、原理的に型が判断できない式が使われることがあります。にもかかわらず、「分かる人には分かる」のは、暗黙のお…

させていただく

最近は、「させていただく」が誰でも使う普通の言葉になったんですね。「させていただく」が一般化したのは、そんなに昔じゃないですね。いつ頃かはハッキリ憶えてないですが、政治家の発言で「前向きに検討させていただきます」とか聞いて違和感を感じた記…

情報幾何の入り口: 雑感と補遺

情報幾何に関係する2つの記事を書きました。 多様体と確率・統計: 情報幾何の入り口まで 前回記事への訂正・補足: 情報多様体の幾何 ここしばらく情報幾何に興味が湧いた(そして気分が沸いた)のですが、一過性のマイブームで終わるかも知れません。でも…

ヘッダに連絡先を追加

ブログタイトルのすぐ下のヘッダを追加しました。twitterアカウン @m_hiyama とメールアドレス hiyama{at}chimaira{dot}org を載せています*1。以前のはてなダイアリーのとき、同様のヘッダを付けていたのですが、引越し後はヘッダ無しでした。ヘッダを追加…

前回記事への訂正・補足: 情報多様体の幾何

前回(2019-08-02)書いた記事「多様体と確率・統計: 情報幾何の入り口まで」は、情報幾何の入り口としてはあまり適切じゃない点があるので、それを訂正・補足します。訂正内容を一言でいえば: 多様体をパラメータ空間とするパラメトリック統計モデルを「…

多様体と確率・統計: 情報幾何の入り口まで

確率・統計の文脈で多様体が登場することがあります。最近、増えているような気がします(僕の印象では)。典型的な登場の仕方が二種類あります。ひとつは確率空間の台空間〈underlying space〉として、もうひとつは統計多様体〈statistical manifold〉とし…

局所元のジャームセクションとセクションジャームの評価

「層に関してちょっと 2: 層化」において、セクション層関手Γとジャーム空間関手Λが、関手の随伴ペア(随伴系)を形成している、という話をしました。それに少し補足をします。この記事の主たる目的は例題の記述です。後で、この内容を例題にしてナニゴトか…

どうやら人間のようだ

昨日の記事「奇妙なコメント、人が書いてる?自動生成?」の『縮約(縮退)自然数』さんは、ワードサラダ生成器やソフトウェア・ロボットではなくて、生きている人間である可能性が高いですね。『縮約(縮退)自然数』さんのコメントは、検索で容易に見つか…

奇妙なコメント、人が書いてる?自動生成?

僕は、明らかなスパム以外は付けられたコメントを削除しません。少し前に次のようなコメントが付けられました(『縮約(縮退)自然数』氏による)。「述語論理とインデックス付き圏と限量随伴性」へのコメント: ≪…トポスがあれば(高階の)述語論理の入念な…

ディープラーニングの論理:: シャープネスと外延化

以前の記事「ベイズ確率論、ジェイコブス達の新しい風」で、バート・ジェイコブス達によるチャンネル・アプローチ〈the channel approach〉を紹介しました。数日前の記事に登場したディープラーニングのid:bonotake〈たけを | 今井健男〉さんが、チャンネル…

ゲーデルの不完全性定理と圏論のセミナーをやります

去年の秋から半年間 3時間×6回 のコースとして「ゲーデルの不完全性定理」のセミナーをやりました。今年も9月から同様のコースをやる予定です。ガイダンス回(第0回)が 8月4日(日曜) 18時 からあります。 案内ページ: http://romanticmathnight.org/972 ガ…

今井健男さんの「計算機科学から見たディープラーニング」

id:bonotake(今井健男)さんから、「こんな論説を書きました」と連絡をいただきました。 計算機科学から見たディープラーニング この論説を紹介し、僕の感想を述べたいと思います。「計算機科学から見たディープラーニング」は、『n月刊ラムダノート〈エヌ…

家族でも親子でもダメなものはダメ!

ここ最近、吉本興業の一連の問題がありました。その詳細はよく知らないし、芸人さんや社長の会見そのものにはコメントはしません(事情を理解してないので)。ですが、社長のパワハラ言動を擁護する意見があり、それには一言いわずにはいられません。 (社長…