「かなわない!」で、90歳を超えた母がボケ防止にやっている算数の問題を紹介したが、今度のは「まちがい探し」。上下の絵の食い違いを探す。
「かなわない!」:
母はこういう問題をやりたがらない、シンドイからいやなのだ。
相変わらず、と言うかさらに嫌がる傾向が強くなったようだ。以下、親子の会話ではあるが、60歳近い息子(僕)と90歳超えの母親のやりとり。
母親:「正幸、これ、やってみな」
息子:「僕がやってもしょうがないでしょうよ。お母ちゃんがやんなきゃ」
母親:「あんたのほうが頭悪いんだから、正幸、やったほうがいいよ。」
息子:「なに言ってんの、僕はいいんだってば。自分でやって」
母親:「じゃ、最初のひとつだけは正幸やってみな」
息子:「あーもー、しょうがない。……、分かった、ここだ」
母親:「そうそう、それでいいね、次は?」
息子:「次は自分でやるんだよ!」
結局、代わり番こに間違い(diffですな)を探すことになった。最後の1個が僕の番だったのだが、どうしても見つからない。
母親:「やっぱり、あんたのほうが頭悪い」