2005-04-30から1日間の記事一覧
僕が一番語りたいのは、大山さんの『山谷崖っぷち日記』なのです。この本は(そしてそれを書いた大山史朗さんは)ほんとにすごい。相性(アフィニティ)もあるでしょうが、僕にとっては、共感でき心に染みる言葉が詰まった書物です。あれー? どこいったかな…
『ルンペン学入門』と『山谷崖っぷち日記』には、己の境遇への諦念と受容が見うけられるのですが、『ホームレス作家』の松井さんは、路上生活を、そこから抜け出すべきものと捉えていたようです。一見してホームレスとわかるような風体や臭いを、松井さんは…
(2005-04-28の続き)『ルンペン学入門』はかれこれ30年前の本、入手は困難でしょう。僕の手元にもないし、記憶があやしいのだけど、ピンクの表紙で、帯には確か「いま、自由だ」と。副題(放浪の詩)や帯の文句(いま、自由だ)からも推察できるように、林…