川俣晶さんは、http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20050517171824 において、Whitespaceが国際化に向いている(適応性が高い)ことを指摘しています。さらにWhitespaceは、国際化における文字の問題だけでなく、書記方向についても適応性が高いことを指摘したいと思います。
通常のプログラミング言語の場合、ソースコードを縦書きにすると、かなり違和感があるものです。たとえば、先日話題にしたGroovyのラムダ風記法{x -> x + 1}
なら:
となりますが、いかがでしょう?{
x
-
>
x
+
1
}
しかしWhitespaceでは、横書きであれ縦書きであれ、あるいは右から左方向でも、ソースコードから受ける視覚的印象に大差がないので、違和感なくソースコードを読み書きできます。
ここまで縦書きとの親和性が高い(それにもかかわらず国際的使用に耐える)プログラミング言語は、歴史上かつてなかったのではないでしょうか。
(まだ続く。かもしれない。続く、のかぁ?)