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参照用 記事

文字/要素を詰め込んだバッファ、というモデル

pの内容に関するデータ構造モデルは、昨日の「テキストバッファの文化圏」で述べたようなバッファ・モデルでしょう。基本単位(アトム)は文字または要素であり、文字単位でのアドレッシングとオペレーションをサポートすべきです*1

構文的にも、(#PCDATA|br|em)* という表現はふさわしくないのであって、1文字を#charで表すなら、(#char|br|em)* とすべきなのです。

さて、p(段落)内容の意味モデルは? これは構文的/ソフトウェア的に表現できません。段落概念は、非形式的かつ曖昧で、メンタルな意味モデルしか持てないでしょう。でも、それでいいのです。すべてが形式化できるとか、すべてを構文的/ソフトウェア的に表現すべき、なんてことはタワゴトですから。

(続く)

*1:編集をするなら、ですが。