(昨日のネタと関係あるかもしれないけど、一応独立です)
拙文(http://www.symmetric.co.jp/hiyama/SoftwareEngineering.htm)のなかで、「ウォーターフォール」という言葉を出しているのですが、僕は次の注釈を付けています。
念のため付け加えておくけど、ウォーターフォールが全部悪いとか、いつでもダメってわけでもないですよ。ウォーターフォールの手法にだって、参考になる点も、今でも部分的には使える考えも含まれています。
僕らの世代だと、かつて、銀行や新聞社のいわゆる“オンラインシステム”の構築に参加した知人もいます(僕自身はまったく経験なく、よく知りません)。彼らに言わせれば:
ウォーターフォールはダメだダメだと言うヤツが多いけど、そういうヤツはウォーターフォールの勉強したことあるのかねぇ? XPがイイって言うなら、XPでオンラインシステム作ってみぃ、エッ、できるのか、ンッ、できるか? 作ってみろよ、ホレ、ホレ。
まー、この意見(誇張あり(笑))は技術的見解と言うより多分にエモーションが入ってますが、数十人、数百人、あるいはもっと大規模なプロジェクトになると、さすがにアジャイルの信奉者でも「それは守備範囲外だ」と言うのではないでしょうか。
(続く)