ここ二三日の「ソフトウェア工学/ウォーターフォール」ネタに、何本かのトラックバックをいただきました。それらに目を通して、さらなる論点が多数見いだされました。
ですがとりあえずは、いたって断片的に、瑣末な感慨を述べておきます。
川俣さんの投稿(http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20050602133124)は、みずから「これは無意味な文章」と表明していますが、それにコメントすることが禁じられているわけでもないでしょうから、これに一言。
川俣さんによれば、僕の知人のごとき発言は、「明らかに相性の悪い事例(銀行オンラインシステムとXP)を持ち出して、どうだできないだろうと言っているだけ」となります。それはそのとおりで、だからエモーショナルなものだと注記しておきました。
このエモーションとはいかなるものか? といえば、ある種の復讐の感情かもしれません。つまり、「3人で2週間で仕上げるWebアプリケーション」のような事例で、ウォーターフォールがいかにダメかという指摘もまた、「明らかに相性の悪い事例を持ち出して、どうだできないだろうと言っているだけ」です。
巷にこのような、フェアとは言えないウォーターフォール攻撃が散見すれば、「だったら俺だって言ってやるがなぁー、(先の発言)」となるのも、むべなるかな。そもそも、愚痴を吐く状況下での発言ゆえ、まーそう責めないでくださいな。