恵比寿の本屋にいってみたら、「水は答えを知っている」など江本<えもと>本が目立つ場所に平積み。で、「TBSテレビ『金曜日のスマたちヘ』で、倖田來未さんが紹介」と張り紙がある。はああぁー?
([追記 date="2006-07-20"]平積み+張り紙は、版元のサンマーク出版が、これを機に「それっ」と気合いを入れているってことらしい。[/追記])
放送は6月14日と随分と前、なんでも、倖田來未<こうだくみ>さんが高校で授業をやるという企画で、女子高生相手にお水の講釈をしたらしい。例によって:
- 「ありがとう」「ばかやろう」の張り紙で、水の結晶が変わる。
- 人間の体の70%が水なのだから、人間も水と同様に「ありがとう/ばかやろう」で影響を受ける。
というアノ論理展開だったようだ。
結晶の美醜はもういいとして(もう飽きている)、体の成分の特性が人間の特性になるわけ? おそるべき還元主義だな。
- 人間の体の70%が水
- 水はH2O
- 人間の体の70%×2/3(ほぼ半分)は水素
- 人間は水素の特性を持つ。
よって、
- 人間は気体
- 人間はえらく軽い
- 人間は燃える