このブログの更新は Twitterアカウント @m_hiyama で通知されます。
Follow @m_hiyama

メールでのご連絡は hiyama{at}chimaira{dot}org まで。

はじめてのメールはスパムと判定されることがあります。最初は、信頼されているドメインから差し障りのない文面を送っていただけると、スパムと判定されにくいと思います。

参照用 記事

檜山・父のレストラン批評←ナニ、ソレ?

デニーズは、あいもかわらず呆れ果てる劣悪なサービスで営業している(トラブルと呼べる事件もあったけど、もうイチイチ指摘するのもバカバカしい)。要は従業員への教育なんだと思うが、アルバイト募集で「週に1日、短時間でも可」とか書いているのだから、まともな教育なんて無理だよな。

デニーズの不愉快な話はやめて、と。
日曜日に子供達と渋谷・電力館に行った。昼食は、隣のビルのレストランに入った。子供椅子も備えてないし、子供向けメニューもない店なので、「あっ、まずかったかな」と思ったのだけど、いやいや、とても気分良く食事ができましたね。僕(父)と子供二人でランチを2つ頼んだら:

  • 何も言わなくても、下の子向けの取り皿とフォーク/スプーンがサッと出てきた。
  • ランチ・セットのドリンクを選ぶとき、子供達にジュースを2つオーダーしたら、「ジュースはグラスを2つに分けますから、お客様(僕のこと)は別なドリンクをいかがですか」とアドバイスしてくれた。
  • 実際に出てきたジュースは、半分ずつというよりは、どう見ても二杯だった。
  • 上の子が肉を切るのに苦労していたら、スタッフがすぐに来て切ってくれた。
  • デザートを出すタイミングがドンピシャ。

良くトレーニングされたスタッフの行き届いたサービスに感心していたら、下の子が「お父さん、ここは高級レストランだよね。」とか言う。値段はデニーズと大差ない*1。上の子は「お肉がおいしい、おいしい。」と言うが、客観的に言わせてもらえば、可もなく不可もなし。

子供達の評価は、数値的には的確性を欠くのだが、感覚や満足度を含めた総合評価としては妥当なもので、実にあなどりがたい。まっとうにもてなされ、気配りをされているという感じが「高級レストランだ」とか「おいしい、おいしい」という反応になるのだろう。



後日談。
件のレストランは「東京メイン・ダイニング」という雑駁な名前の店、Webで調べてみた。実はこれ、 シダックス・レストラン・マネジメントのメイン・ダイニングってことらしい。シダックス本社がある渋谷シダックスビレッジ(電力館の隣)の1階にある店だから、シダックスフラグシップ的な店なのだろう。ここのレベルが低くてはシャレにならんわな。

では、「シダックスの店なら安心」かというと、そうではない。東急東横店の洋食屋DEMIのスタッフはまったく気が利かないバカヤロウであった。同じく親子三人の状況で、下の子が僕の膝で寝てしまった。背中にはリュック、長男の手も引かなきゃならんし。身動き取れないので、テーブルに座ったままで支払いをしたかったのだが、「レジじゃないと出来ない」の一点張り。僕はレジの前でしゃがみ込んで、次男を膝に載せ、右手でズボンのポケットからサイフを出した。両手がうまく使えないから、苦労しながら金を引っ張り出したのだが、その間、レジマシンの奧に無表情で突っ立ったまま見てたのは、DEMIのバカヤロー・スタッフ。

おそらく、シダックスの教育プログラムはシッカリしたものなんだろう。が、結局は個人の資質の問題があるから、全店で高水準のサービスを維持するのは至難のワザなんだろうね。まっ、レストランに限った話じゃないけど。

*1:夜は高くなるみたい。