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はじめてのメールはスパムと判定されることがあります。最初は、信頼されているドメインから差し障りのない文面を送っていただけると、スパムと判定されにくいと思います。

参照用 記事

異色のアイディアとすごい度胸のスパム

僕は逃避行動として、よくスパムをチェックするんですが(これとかこれ参照)、随分以前(2007年2月10日)の面白いスパムを発掘・発見しました。

これがなかなかにスゴイんだよなー。HTMLと画像を使った次のようなメールです。

ジフ・デービス主催/シマンテック後援のeセミナーへの案内のようです。「高可用性、災害時回復戦略、ビジネス継続計画」(high availability and disaster recovery strategies and business continuity plans)なんて語が出てきます。それらしいですよね。講演者は、シマンテックのポール・バスケス(Paul Vasquez)氏とジフ・デービス・メディアのマイケル・クリーガー(Michael Krieger)氏とのこと。ここに出てくるURL(リンク)やメールアドレスもすべて本物です。

続きを見ましょう。([追記]画像が間違っていた、直した。[/追記]

ここに見えている文面/URLも本物です。ただ1つの例外を除いて。

その例外は最下部の2行とURL:http://www.pluwqwsproduc.com。このURLは、バイアグラなどの薬を売っているサイトです(悪質サイトというほどのものではないです)。なんとまー、まどろっこしい誘導でしょう。本物のセミナー案内をそのまま使えばスパムフィルターを抜けやすいと考えたのでしょうか。まんまパクるとはたいした度胸だ(ジフ・デービスとシマンティックはいい迷惑)。

でもね、よく見たら、サブジェクトが"Make Her Be All Yours On Valentines"(バレンタインデーに彼女をものにしろ)。そっくりパクるんだったら、サブジェクトもセミナー案内にすればいいのに -- スパム屋のブライドが許さなかったのかな?