沖林さんの記事(もちろん修正前の元記事)と一連の騒動にすごく興味を引かれるのは、以前書いた次のエントリーなどに関係があります。
要するに、「アドレスとかメモリアロケーションとかの、低水準の知識はどの程度必要なのか?」という問題意識です。今回のケースで特に興味深いのは、沖林さんがJavaの書籍や記事をたくさん書いており、その方面ではエキスパート(と見られていた)らしいことです。この事実を、
- 低水準の知識なんてなくても、高水準言語のエキスパートになれる
という事例ととらえるべきでしょうか? それとも、
- 低水準の知識がないと、いずれは馬脚を現して困ることになるぞ
という教訓なのでしょうか?