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参照用 記事

本日のtip その2:アーカイブにゴミや見せたくないファイルを入れない方法

ちょっとしたtipでも「ヘーッ」と思う人もいるようなので書いてみます、その2。Unix/Linux/Cygwin/MSYSとかでの話、GNU tarね。

tarは単一のファイルをアーカイブすることもできますが、普通はディレクトリを丸ごとアーカイブするでしょう。アーカイブに入れたくないファイルがあるとき、tarの--exclude=pattern、--exclude-from=file オプションを利用できます。patternはファイル名パターンで、シェルのワイルカード'?', '*'が使えます(ブレイス'{'と'}'は、期待通りには機能しませんから事実上使えません)。

例えば、


$ tar --exclude='*.tmp' -cvf ../archive.tar .
とすれば、*.tmp という名前のフィイルはアーカイブに入りません。--exclude='*.tmp' の代わりに --exclude '*.tmp' でも同じです。でも、--exclude *.tmp とクォートしないとシェルがその場でワイルドカード展開してしまって変なことになります。

--exclude='foo/*.tmp' なら、fooディレクトリの下にあり、名前が*.tmpにマッチするファイルはアーカイブに入りません。fooがディレクトリのとき、--exclude=foo と書くと、foo自身とその下のファイル全てが除外されます。--exclude=.svn が一番使いそうですね。--exclude=foo/ はなぜか効かないので注意してください。

ドットで始まる隠しファイル/ディレクトリを除外するために、--exclude='.*' なんて書くと何もアーカイブされないことになります。--exclude='*/.*' が使えます*1

複数の --excludeオプションを指定することもできます。


$ tar --exclude='*.tmp' --exclude='*/.*' --exclude=foo \
-cvf ../archive.tar .

--excludeの除外パターンがたくさんあると、コマンドラインが長くなるので、除外パターンをファイルに書いておくことができます。


*.tmp
*/.*
foo

上の内容のファイルを exclude.list として、次のようにできます。


$ tar --exclude-from=exclude.list -cvf ../archive.tar .

おっと、exclude.list も不要でした*2


$ tar --exclude=exclude.list --exclude-from=exclude.list \
-cvf ../archive.tar .

*1:ここのパターマッチのメカニズムが、僕はわかってないんですけどね。

*2:exclude.listをexclude.list内に書いておいてもかまいません。