このブログの更新は Twitterアカウント @m_hiyama で通知されます。
Follow @m_hiyama

メールでのご連絡は hiyama{at}chimaira{dot}org まで。

はじめてのメールはスパムと判定されることがあります。最初は、信頼されているドメインから差し障りのない文面を送っていただけると、スパムと判定されにくいと思います。

参照用 記事

雑談しながら思ったこと

12月27日、しばしば白石さんと間違われる(僕も間違えた)shelarcyさんに誘われて、とある集まりに参加いたしました。参加メンバーを列挙するのは止めておきますが、若くて優秀な技術者・研究者ばかりですね。そこに、わしみたいなヨッチャレたオッサンがいるのはどういうこと? つう感じではありましたが、本人(檜山)はいたって楽しかったです。白石さん、じゃねー、shelarcyさん/皆さん、どうもありがとうございます。おもろかった。

ほぼ個人メモになってしまって申し訳ない、順不同:

  • Haskellのステップ実行をグラフィカルに表示するデバッガ(?)、発想は面白いし役に立ちそうなんだけど、絵を90度回転した方が分かりやすいゾ、とおもた。
  • C++で、ユーザー定義の接尾辞の提案。ジョークっぽい感じもするが、特定分野ではマジで役に立ちそう。12km, 3億円, 2π なんて表現がそのまま書ける。演算子オーバーロードと組み合わせると、量の計算の自然な記述が得られるんじゃないでしょうか。
  • 演算子オーバーロードといえば、空白(juxtapositon)が演算子に使えると、a*x + b を a x + b と書けるので、“普通”の表記により近くなる。もっとも、多くの“普通”の表記は、トークンを1文字に限ってベタッとくっつるけのを許しているけど。
  • HaskellのRewriting rulesによる最適化。書き換えには向きがあるけど、ほぼ等式的論理(equational logic)の証明系っぽい。最適化じゃなくて、他の用途(証明の計算)に流用できないかしら。
  • Recyclingって、作用(アクション)の結合律を使った最適化じゃね? と後から思った。・を作用、* を作用する群やモノイドの演算として、(x・a)・b = x・(a*b) が結合律。・がコストリーで、* が軽いケースなら、x・(a*b) のほうが有利。
  • シフト演算子と山型括弧トジトジの曖昧性は、いいかげん重箱の隅なのに深刻感が漂っている点が笑える。
  • type of types とかラムダキューブについて教えてもらった。これは面白いネタなので、別エントリ(来年?)にして書くかも。

[追記]shinichiro_hさんのエントリーにもっと詳しい記述があります。[/追記]