僕(檜山)のほうから先に書かないとKuwataさんも言いにくいだろうから; -- 最近会社を辞めたKuwataさんは、檜山と一緒に仕事することになりました。
雇用の関係にはなってないのだけど、しばらくの間は檜山からの依頼をエクスクルーシブに受けてね、という契約の関係。僕もKuwataさんも「おぼしき事言わぬは腹ふくるるわざ」な人なので、やろうとしていること/やっていることを特に機密扱いしたりはしません。口頭で NNDA [Non-(Non-Disclosure) Agreement] を結んでいます :-)
さっそくに、昨日の打ち合わせ内容を報告(って誰に?)します。
インフラとしては、Google App Engine を使うつもりです。Google App Engineは、Web上に存在するPython実行系というオモムキ(Java版も出てます)。一定量までの資源使用は無料だし、KuwataさんはPythonが得意だし、と好都合。今僕が借りているリンククラブとさくらインターネットのサーバーも、Google App Engine か Amazon EC2 に移せたら節約できるな、とも考えてます。
打ち合わせの主たる議題は:
- Google App Engine のAppは何と読む(発音する)のか?
- 略称 GAE は何と読むのか?
Appは「アップ」と読むことに決定。GAEはGAEBAR(http://aralbalkan.com/?s=gaebar)というバックアップツールが「ゲイバー」と発音するらしいことを根拠に、「ゲイ」に決定(勝手に決めていいのか?)
さて、そのGAE(ゲイ)には、ファイルシステムがあるにはあるんだけど、プログラムからは読み取り専用でデータを保存できないんですよ。データの保存には、Google Datastoreというキーバリュー式データベースを使うんだけど、用途によっては Datastore がファイルシステムに見えていたほうが便利なので、datastore上に簡単なフィイルシステムを乗せたほうがいいなー、と思ってます。
Datastore上のファイルシステムが既にあればそれを使いたいけど、ざっと探してみると:
I am thinking of build a "file system" on top of Data store API, ..[snip]..
I will first look if someone already did this, if not I may play my own.
なんて書いてあるんですが、その後どうなってるかは不明。
ここ(↑)でもなにやら議論があるみたいね。
- http://oakleafblog.blogspot.com/2008/04/comparing-google-app-engine-amazon.html Comparing Google App Engine, Amazon SimpleDB and Microsoft SQL Server Data Services (May 06, 2008)
これは、ストレージの比較かな。
既存のファイルシステムもどきの仕様は考慮したほうが良さそうだけど、僕の要求としては、非常に素朴な(多くの人が常識と直感として持っている)ファイルシステムのメンタルモデルを表現できることかな。
これ以上の話は、次の機会に別なエントリーで。