このブログの更新は Twitterアカウント @m_hiyama で通知されます。
Follow @m_hiyama

メールでのご連絡は hiyama{at}chimaira{dot}org まで。

はじめてのメールはスパムと判定されることがあります。最初は、信頼されているドメインから差し障りのない文面を送っていただけると、スパムと判定されにくいと思います。

参照用 記事

僕がだんだんと郡司ペギオ-幸夫さんに批判的になっていった様子

昨日のエントリー「圏論とはいわず、数理論理学の切り口でいってみようか>郡司ペギオ-幸夫さん」において、郡司ペギオ-幸夫さんの論説が、端にも棒にもかからないデタラメのウソッパチだと指摘しました。でも、僕が最初から郡司さんに批判的だったかというと、そうでもないのです。以下に時系列に沿って引用してみます。

2008-10-12

2008年10月が発端でして、http://d.hatena.ne.jp/bonotake/20081012/1223824005 のコメント欄とか見ると、この頃の僕は、「どんな本だろうね」「どんな人だろうね、楽しみぃー」とか、ほのぼのしてます。

Web上には資料が見つからないねぇ。活字では随分書いているみたいですけど。

ともかく現物をみないと何とも判断できません。それ(雑誌記事とか)、今度見せていただけませんか?

2008-10-14

http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20081014/1223966738 の注釈では:

郡司さんは、仮に理論の誤用などがあるにしても、ありがちなミス程度に過ぎないような気がします、確認できてないけど。

アハハハハ、現物を見る前だからこんなこと言っているんだね。今読むと自分でも笑える。「ありがちなミス程度に過ぎない」って? アホか!!>自分。

2008-10-15

http://d.hatena.ne.jp/bonotake/20081015/1224077831 あたりでも割と好意的。

良い悪いは置いといて、やっぱり才能だよね。異能の人。正直「すごいなー」と感心します。(僕も含めて、みんなけっこうファンなのかもな。)


なんか、みなさんきびしい評価ですね。
> 文学部のどっかで
文学ならいいんじゃないのかな。
科学理論じゃないと割り切った上で詮索するなら、それなりに楽しそうだし。


でも、まーいいや。
いまいち僕がシリアスになりきれないのは、影響範囲が大人からせいぜい背伸びした高校生くらいまで;青少年一般に実害が及びそうにないもの。

デタラメが書いてあるとしても、「面白いんだからイイんじゃない」とか「実害はどうせないよ」という態度。

2008-10-20

http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20081020/1224461181 でもまだ郡司さんを擁護するような発言をしてます。

郡司さんは、中身がカラッポなペダンチストではないようです。彼は、語るべきことを持っています。それを郡司哲学と呼ぶことにしましょう。僕は、郡司哲学はサッパリちっとも分からないし、分かりたいという欲求も起きません。が、それ(郡司哲学)はおそらく、暗喩や示唆でしか語り得ないような類のものだと想像します。

2009-09-23

一年ほどたつと、さすがに批判の度が強くなって、http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20090923/1253671415 のコメント欄では:

** どうしようもない無理解と誤解のもとで書かれた、まったくのデタラメで、あれで学習しようなんて思うと、それはとんでもない話で、大いに弊害がある。**

これだけ言っているんだから、僕への反論も明確にできると思いますけど。僕に間違いがあれば指摘すればいいし、郡司圏論に合理性があるなら、それを曖昧性なく説明すればいいのですから。

この引用だけでは、僕の心境が変化した理由は読めないでしょうね。またそのうち書きます。