樋浦秀樹さんが4月7日にガンで亡くなりました。検索してみると、既に訃報はインターネット上に広がっているようです。
今年2月に僕は、小林龍生さんと一緒に樋浦さんとお会いしました。
From: Hideki Hiura <hiura@linuxfoundation.org> To: <檜山> Cc: <小林さん> 日付 2010年2月3日8:47 件名 Re: 会場は東京駅八重洲口のやなぎ 体調不良の中、お越し頂きありがとうございました。 とても楽しかったです。 3月19日近辺に再訪日予定なのでその近辺でまたご一緒できると うれしいです。
「体調不良」とは僕(檜山)のことです。風邪を引いていたのです。不調だった僕に比べれば、樋浦さんのほうが快活におしゃべりをしていたのです。でも、「3月19日近辺」に会うことはできませんでした。なんて言ったらいいのか分かりません。
「うわーーっ、これはぁ。… なんか涙がにじむ思い。」から引用:
ひょんなことから失われたと思っていた古いファイルが出てきて、読み返したら; なんなんだろう、「懐かしい」という、… それだけではない、おそらくは最近の状況に起因するであろう強い感情に襲われて、僕は涙ぐんでしまいました。
どんなファイルが出てきたのか、なんで僕が泣きそうなのか、そのことの一部はたぶん後日に書きます。
僕が泣きそうになっちゃう背景は、今書いた事情です。「失われたと思っていた古いファイル」については次の(二番目の)エントリーで紹介します。今日の三番目のエントリーで、「古いファイル」の話と少しだけ樋浦さんの話をします(「少しだけ」以上に話す気にはなれないので)。