次男:「漢字って、いろいろな読み方があるでしょう」
父親:「あるなー」
次男:「一番読み方が多い漢字ってなーんだ?」
父親:「それは君も知っている漢字?」
次男:「うん、知ってるよ」
父親:「なんだろな。あっ、『知ってるよ』のシるとか。知識のチ、名前だとトモとかカズとかも読むし」
次男:「違う」
父親:「生は? ナマ、イきもの、セイ、キとか」
次男:「違うー」
父親:「えー、なんだよー?」
次男:「『々』って字」
父親:「はっ、そっ、そうか」
次男:「前に来る字によっていろいろな読みになるでしょ」
父親:「あー、はいはい。少々、重々、程々とか」