つばめグリルという、1930年創業の洋食屋さんがあります。メニューには、わざわざ「ハンブルグステーキとお呼びください」と書いてあります。本格派だぞ、という自負の表れなのでしょう。この注意に従って、長男と次男の分を注文しました。「つばめ風ハンブルグステーキと、和風ハンブルグステーキをください」。僕はロールキャベツを頼みました。
ロールキャベツが先に出てきました。そのときウェイター(店員)さんが一言:
店員:「ボク達のハンバーグもすぐに出てくるからねー」
長男:「おとうさん、」
次男:「おとうさん、」
父親:「…」
長男:「今、」
次男:「今、」
父親:「お前たち、それ以上突っこまなくていい」