夜道を歩きながら:
次男:「人生なんて、終わってしまえば短いもんだよ」
父親:「なんだよソレ。小学生が言うセリフじゃないだろ」
次男:「でも、そうでしょ」
父親:「おまえは、まだまだ長いと思うけど」
次男:「おとうさんは?」
父親:「おとうさんは残りが少ないな」
次男:「そうじゃなくて、今までが長かった短かった?」
父親:「うーん、… …」
次男:「…」
父親:「短かったかな。なんか、アッという間だった気もする」
次男:「でしょ。やっぱり、終わってしまえば短いもんだよ」
父親:「いやっ、終わってはないよ!」