"Short Contributions from the Workshop on Algebraic Process Calculi: The First Twenty Five Years and Beyond"(http://www.brics.dk/NS/05/3/BRICS-NS-05-3.pdf)という論文集に "V for Virtual" という論文があり、タイトルにひかれて眺めてみました。Microsoft Researchのかた(Andrew D. Gordon)が書いているんですが、Virtual PCやVirtual Diskの代数的計算の話で、僕の興味とはちょっと離れていました。
最近のモナドの話で名前を出したラルフ・ヒンズ(Ralf Hinze)達のチュートリアルに Ralf Hinze, Jennifer Hackett, Daniel W. H. James, "Functional Pearl: F for Functor"(http://www.cs.ox.ac.uk/people/daniel.james/functor/functor.pdf)てのがあります。何人かの登場人物の対話で説明が進んでいくスタイルで、僕、このテの対話形式は苦手なので、ちょっと‥‥
ところで、V for Virtual は映画『Vフォー・ヴェンデッタ』(V for Vendetta)のもじりでしょう。『Vフォー・ヴェンデッタ』は2005年(日本では2006年4月)の映画ですが、当該の論文集も2005年ですし。F for Functor も同類の気がします。
『Vフォー・ヴェンデッタ』は、渋谷東急で見た記憶があります。今はクロスタワー内にありますが、かつては東急文化会館(現在のヒカリエ)のメインの映画館でしたね。『Vフォー・ヴェンデッタ』の主演は、『マトリックス』のエージェント・スミスの人だったみたい*1ですが、ずーーっとガイ・フォークスのマスクを被っていたので、誰だか分かりません。声も後から入れたようだし。俳優さんとしては、面白くない仕事なんじゃないのか? と思ったり。
画像は http://dmg.shop-pro.jp/?pid=21536177 より:
[追記]東急文化会館の渋谷東急は2003年閉館で、2006年当時、渋谷東急は既にクロスタワーでした。そのクロスタワーの渋谷東急も、もう閉館しているようです(知らなかった)。2012年12年19日のCINERA.netのニュースによると:
渋谷東急は、東急レクリエーションの直営映画館。2003年に閉館した渋谷東急文化会館内の同名映画館に代わり、同年青山通り沿いの渋谷クロスタワー2Fに開館した。松竹東急系を中心とした数々の話題作を上映し、2011年からは3Dデジタルシネマシステムも導入している。閉館理由としては、10年間の定期建物賃貸借契約が2013年5月末をもって満了を迎えることが挙げられている。現在の上映作品はダニエル・ラドクリフ主演の『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』と、フランス映画『最強のふたり』。
『最強のふたり』って、「最強のモナドとモナド工場の秘密」のタイトルに使ったネタだ。わりと最近(今年の3月)も『ジャックと天空の巨人』をクロスタワーで観たのだった。ロビーがすごく広くて良かったんだけどなー。[/追記]
*1:ヒロインは、『スター・ウォーズ 』シリーズのパドメ役だったナタリー・ポートマンだったのですが、なんだかサッパリ記憶にないです。