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参照用 記事

トポスとHoTTと象の絵

The nCategory Cafe の記事 "Synthetic ∞-Groupoid Theory" 経由で知ったマイク・シュルマン(Mike Shulman)のスライド "Homotopy type theory: towards Grothendieck's dream"。

スライドなので、プラウザ内でスクロールして見るより、ダウロードしてAdobe Readerページングして見たほうがいいと思います。ページングじゃないと、せっかくのネタが笑えません。

表紙の次のページが"Topos theory"、「群盲象を撫でる*1」の絵ですね。僕は読んだことはないのですが、ジョンストン(Peter T. Johnstone)の "Sketches of an Elephant: A Topos Theory Compendiumm" という二巻本があるようです。この本のタイトルと「群盲象を撫でる」は関係するのでしょう。ちなみに、アウディ(Steve Awodey)による"Sketches of an Elephant"本の書評があります。

さて、スライドの次のページには、Homotopy type theory なら、こんな絵だろう、という象の絵があります。これは笑えます。「群盲象を撫でる」どころの騒ぎではないっ! てことですね。この象の絵で満足してしまい、表紙入れて3枚しか僕は見てないのです。が、もちろん、それ以降にも有益な情報があると思いますよ。

*1:「群盲」という表現が「政治的に正しくない」とかいう話もありますが、僕は、そうやって言葉狩りをしては使える語彙を減らすことには反対です。