このブログの更新は Twitterアカウント @m_hiyama で通知されます。
Follow @m_hiyama

メールでのご連絡は hiyama{at}chimaira{dot}org まで。

はじめてのメールはスパムと判定されることがあります。最初は、信頼されているドメインから差し障りのない文面を送っていただけると、スパムと判定されにくいと思います。

参照用 記事

情報怪物としてのコロナウイルスが怖い

2020年3月21日の段階で、新型コロナウイルスによる死亡者数が一万一千人を超えている。人を死なせる病原菌としても怖いが、今の被害 -- 人間の社会・文明に与えたダメージは、死亡者数から想定される規模をはるかにはるかに超えている。この怖い感じを適切かつ合理的に言葉には出来ないので、稚拙な例え話をしてみる。

一千匹の草食動物の群れを、一匹のライオンが襲うとする。何匹かの草食動物は食べられてしまう。とはいえ、ライオンの食欲を満たすのに必要な餌食は一,ニ匹だろう。

ライオンの襲来を察知した群れはいっせいに逃げ出す。集団全体が大きな川に向かい、半数の五百匹が溺れ死ぬ。

ライオンが殺すのは一,ニ匹でも、集団パニックでは五百匹が死ぬ。草食動物は、直接にライオンを観測しなくても、周りの仲間達の行動からなにものかの襲来を知り、行動を起こす。それが的確な行動かは判断せずに。

発達した情報インフラは、我々人間をも、草食動物の集団と同じように行動させてしまう*1新型コロナウイルスは、情報インフラを経由して、その破壊力を何千倍にも増幅された怪物になっている。怖い。

*1:[追記]現状で、みんな川で溺れ死んでいるとは言いませんが、ウィルス・病気で死ぬ以外の被害はあるだろうし、それが予想外に甚大な被害になるリスクもあると思います。[/追記]