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参照用 記事

追記:子供も大人も変わらない -- 考えるって難しい

昨日への追記だけど、新しいエントリーで書きます。

掛け算九九は暗記だといいましたけど、ウチの子、記憶違いしていたことがあります。例えば、「シ・ロク ニジュウニ」と、そんな感じの間違いです。で、僕が指摘すると(いつものことだが)「間違ってない」と主張。

で、問題はここから。二人の主張が食い違っているときどうやって解決するか、あるいは、自分/相手の説を検証したり反駁したり、納得したり/させたりをどうするか? 幸いに「シ・ロク」は「四の六倍」だという定義(これが掛け算の最良の定義かどうかはともかく)は合意できたので、検証作業ができました。検証には、モデル(鉛筆やおはじき)と、より基本的理論に還元(足し算の繰り返し)のどちらでも(あるいは両方を)使えます。

子供としては、「間違ってない」「ボクが正しい」と叫んでケリを付けたかったでしょうが、検証と反駁と説得には逆らえない -- その程度の理性ならなんとか持ちあわせています。

それにしても、ほんとに子供も大人も変わらない。定義も、合意も、検証も、反駁も、説得も、そんなもの嫌いなんです。叫んだり癇癪<かんしゃく>を起こして主張(それが間違いでも)を通すのが好きなんです。