2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「インフォーマルな記述や伝達は許しましょうね」と言いました。そうでないと、たいてい破綻します。そのことは踏まえた上で、なるべくフォーマルに書くことを引き続き考えます。例は、カウンターのインクリメント。inc()が実際にインクリメントであることを…
昨日、仕様の話をしたのだけど、もう少し書いておこうかと。この話題になると長くなりがちですね、ヤッパリ。昨日より: とまー、こういう仕様の計算が自由にできたらいいな、と思っているのです。 けれども、 まー、難しいですね、イロイロと。 なんです。…
一般的には、事前条件P、受け取るメッセージ列M、状態遷移(move)m、発行されるメッセージ(イベント)列Nを使って、on P receiving M causes m emits N が仕様記述文てことになります。が、状態遷移は、遷移後の状態が満たす条件=事後条件を書けば指定で…
条件PやQを書くには副作用のない関数(のようなメソッド)が必要です。条件の評価のときに副作用があると、話がとんでもなくややこしくなります。また、条件評価で例外が生じたりするのも望ましくないので、副作用がなくエラーしない関数的メソッドが欲しい…
ソフトウェア技術のなかで僕が一番興味を持っているのは仕様技術です。正確に適切な仕様を記述すること、そしてその仕様をもとに検証ができること、それを望んでいるのですけど、まー、難しいですね、イロイロと。で、仕様に関して最近思っていることなどを…
コンパクト閉圏を定義する : まず、対称モノイド圏に双対オペレータを導入し、そうして得られた双対付き対称モノイド圏に、180度回転する“曲がった射”であるKelly単位を加えてコンパクト閉圏を定義する。これは、従来の定義に比べ冗長だが、計算や図解は容易…
セリンガー(Peter Selinger)がアブラムスキー/クック(Abramsky/Coecke)のstrongly compact closed categoriesに関する論文を書いている。が、"strongly"はよくないと感じたらしく、用語をdagger compact closed categoriesに直している。一般的にdagger…
やっと人語を操るようになったばかりの子供は、文字単位で転倒(某エディタならCtrl+T)させたような言い間違いをよくします。「パトカー」が「カトパー」になったり。ウチの子達の事例だと: オギンニョウ : お人形 オスクリ : お薬 ガニザリ : ザリガニ…
Kleene代数やKleene圏に関する情報は「算譜科学研究速報」(http://unit.aist.go.jp/cvs/techrep.html)にたくさんある。
グロッサランダム(Glossarandom) : 「グロッサランダム」は、glossary + random に由来する造語by檜山。一貫性、体系性などには拘泥も頓着もせず、言葉の定義や注釈をランダムに書き連ねる。 「ただゴチャゴチャ、ベタベタと書いていくだけの方法」を採用…
僕の日記カテゴリー(分類用タグ)は、あまり多くありません(これでも最近増えてきたのだけど)。もともと、分類が苦手だし、嫌いだし、分類の意義を評価してないところがあるんですね。本気で分類しはじめると潔癖になって消耗して、それでも不満を感じる…
昨日の「mixed-contentな日記」と「あれ(ブックマーク)もこれ(グループ)もうまく使えん」の件: こういうことをはじめてみましたが、、、、続くかなぁ? 放置になる可能性が大。
pseudo - pseudo-categoryはほとんど使われていないようだ。が、directed homotopyのGrandisが使っている: http://www.dima.unige.it/~grandis/Dbl.Adj.pdf quasi - quasi-category http://www.ima.umn.edu/talks/workshops/SP6.7-18.04/may/PorterMay.pdf …
ultra - ultracategoryはenrichmentとの関係で定義される。ultrametricとのアナロジーがあるようだ。 Citeseer→http://citeseer.ist.psu.edu/613332.html 原稿→http://www.mat.uc.pt/preprints/ps/p0110.ps hyper - hypercategoryは、2-category, higher cat…
今日の時点では、僕の「Kleene代数とその周辺」がgoogle:Kleene代数でトップに来ます。注1を見ると笑えるかも。しかし、これは書きかけなんだよなー、Kozenのテキストも参考にして続きを書くことにしよう。いつできるかな?
「一人だけの「はてなグループ」を作って…」と書いたので思い出し、グループ日記が使えまいかとまたいじってみたけども、ウーン、めんどくさいなー。やっぱり、一本の時系列にそってワシャワシャ書いていくのが一番楽ってことかな。
Dexter Kozenの"Introduction to Kleene Algebra"という、一連の講義テキストが入手可能。No.1は、http://www.cs.cornell.edu/Courses/cs786/2004sp/Lectures/l01-intro.pdf 。$Mを適当な番号だとして、www.cs.cornell.edu/Courses/cs786/2004sp/Lectures/l$…
「なぜかコメントできない」のは、はてなユーザー以外はコメント不可の設定だったからです。自分で設定した記憶がないのでデフォルトだったのか?先ほど、ログアウトして試してみたので、今は誰でもコメント可能でしょう。失礼しました。
どうしようかなー?1人で複数アカウントを取れるようになったので、目的を分けて2アカウントを使い分けようかなー、とか考えたのです。それというのも、昨日の「檜山用メモ」みたいなことは「飼育記」とは別に書いたほうがいいのかもしれない、と思ったから…
XMLの“認識” : XMLの構文解析(syntax analysis)に対して、通常のパージングに引き続く処理過程としてトークン化と構造認識を考える。これにより、マークアップ構文とデータ構造の(ある程度の)分離が期待できる。 どうも誤解されそうな感じもします。「NO…
んっ、「対蹠」って「たいしょ」ってヨミもあるのか? 僕は「たいせき」だと思っていたけど。antipodeの訳語は対心<たいしん>もあるらしいし、あー、ややこしい。
圏に構造を与える方法は色々あるけれど、汎用的かつ組織的な方法といえば、enrichmentとinternal category構成となるのだろうか? ふと気が付けば、圏と一緒にオペレータを考える例も随分とある。ここで、オペレータとは、関手のときもあれば自然変換のとき…
檜山用メモは、その性格からして「だ・である」調で書くことにする。2005-06-16で話題にしたWolfram Kahlの"Refactoring ..." (PDF)では、用語の整理を試みている。そしてある程度は成功していると思うけど、やっぱり、難しいなぁ、用語法は。いろいろな人が…
僕が、TV番組『知っとこ!』を、なんとなく、ボーっと見てしまうのは、それが『ウルトラマン』に引き続く番組だからです。が、現在のウルトラマン『ネクサス』は不評のようで打ちきりです。(参考→http://blog.kansai.com/outlandos/543)上記に引用したblog…
昨日に引き続き、子供関連ネタ。今朝(土曜)8時からのTV番組『知っとこ!』を見ていました、なんとなく、ボーっと。そこで、女性トイレのランキングみたいなことをやっていて、ベスト3は: タカシマヤ 伊勢丹 そごう だそうです。その映像を見ているうちに…
息子(小学校低学年)の算数の授業を参観してきました。先生も子供達も「式」という言葉を使っているんだが、あれはどういう概念でしょう? 値の表示(denotation)表現(representation)という感じでは全然ないですね。むしろ手順の記述、ある種のプログラ…
各種正規表現の(仮)記法 : 列正規表現、バッグ正規表現、集合正規表現を区別できるような記法(構文)を提案する。
「檜山用メモ」という分類は、僕以外が興味を持つ可能性が特に低い話題をマークするものです。また、僕にとっては重要であるので、後で探しやすくするためのタギングですね。で、これは檜山用メモですが:Wolfram Kahlが、"Refactoring Heterogeneous Relati…
支那そば屋の店員さん、アリッシター(ありがとうございました)シャーアイッ(いらっしゃい)ウタウロックー(またよろしく)などと、とてもいせいがよい。いせいがよいのは悪いことではないが、お勘定のとき、センウジャクアウジュエンニナリッスゥ(千??…
レコードとしてのXML要素 : レコードデータとXML要素の相互変換(むしろ相互解釈)について述べる。いくつかの方法/事例を列挙するが、それらの優劣を論じることはしない。