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参照用 記事

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

プレモノイド圏上の擬余対角

ここのところ、ラムダ計算ベースのプログラム意味論とか、また考えてます。フレイド圏を基本的な道具にしようかと。ベーシックなフレイド圏に対して追加したい構造には次のようなものがあるでしょう。 閉構造(指数構造) トレース インデキシング(パラメー…

アローの3文字演算子と対角付きプレモノイド圏

アロー(Arrows; http://www.cse.chalmers.se/~rjmh/Papers/arrows.pdf)は、2000年前後にヒューズ(John Hughes)によって導入されたプログラミング手法/計算モデルです。これって面白いような、面白くないような? 僕にとってアローは微妙な概念なんです…

リストの累積コモナド、TypeScriptで

「TypeScriptと関手やモナドなど」において、TypeScriptでリストモナドを書いてみたのですが、コモナド(モナドの双対概念)も扱ってみます。通常、リストモナドと呼ばれているものは、リスト関手の上の載っている自然変換による代数構造です。同じリスト関…

アマゾンの間違いメールは結局なんだったのか

アマゾンが間違いメール? なんなんだ、これは!? 続・アマゾンが間違いメール? 事情が判明しました。身に覚えがないメールが来たのが発端。アマゾンに注文したご本人であるX氏宛のメールが檜山に届きました。X氏のアカウントと檜山のメールアドレスがどこか…

TypeScriptのモジュール:Maybeモナドの例

「TypeScriptと関手やモナドなど」: 型構成子と型パラメータを持つ関数があれば、とりあえずモナドは定義できるのですが、モナドを構成する型構成子と総称関数達をうまくまとめる機構が欠けている感じはします。 TypeScriptの「まとめる機構」にモジュール…

TypeScriptの型は、データの妥当性をどこまで守ってくれるのか?

TypeScript、ごく最近、初めて触りました。名前にTypeと付いているくらいだから、型システムがウリのひとつなんでしょう。パッと見ですが、TypeScriptの型システム、なかなか良さそうです。あえて意地悪に、うまくいかなそうなケースをツツいてみました。例…

TypeScriptと関手やモナドなど

2008年に書いた記事「CPS(継続渡し方式)変換をJavaScriptで説明してみるべ、ナーニ、たいしたことねーべよ」はCPSの説明にJavaScriptを使っています。しかし、JavaScriptでは型宣言や型総称(ジェネリックス)が使えないので、「未来のJavaScript」という…

0引数関数と定数は同じなのか? :圏的ラムダ計算の立場から考える

引数を持たない純関数と定数って、区別すべきでしょうか。f() と f を別物とみなすか、それとも f() と f は同じものだとしちゃうか、という問題です。(副作用の話とかは考えません。)別にどうでもいい些細なことのようですが、この問題のせいで微妙な齟齬…

させていただきました

いつからか、「させていただきます」「させていただきました」をよく聞くようになりました。最初は、政治家が使っているのが印象に残ったんだけど、いつのまにかみんなが使うように。例えばプレゼンテーションで、「……の目的で企画させていただきました」「……

続・アマゾンが間違いメール?

「アマゾンが間違いメール? なんなんだ、これは!?」の続き: 次の可能性を考えました。 アマゾンに複数のメールアドレスを登録できる。 複数のメールアドレスに通知が同報される。 そのうちのひとつのメールアドレスを間違えて入力。 しかし、アマゾンに複…

アマゾンが間違いメール? なんなんだ、これは!?

なにがあったのかというと(少し前のことなので、「ありのまま 今 起こった事」ってセリフは適当じゃないです)、詐欺メールみたいなのが来たのですが、なんか本物のようなんです。本物だとすると、なんで僕(檜山)宛に届いたの? 事情も対処も分かりません…

ラムダ期?

間欠的にラムダ計算に対する興味が再燃するのですが、今はその時期かも。Coqを触ったみたのが刺激になったようです。最近の「型付きラムダ計算のモデルの作り方」、「セマンティック駆動な圏的ラムダ計算とシーケント」と、ラムダ計算の記事が続いてます。そ…

セマンティック駆動な圏的ラムダ計算とシーケント

「型付きラムダ計算のモデルの作り方」の最後において次のように述べました。 デカルト閉圏によるモデル構成はちゃんとやってみたほうが良いんじゃないかな、と思いながらも割とイイカゲンな記述でした。まー、オオスジはこんな感じなので、あとは細部を埋め…