2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
名前や記号の多義的使用をオーバーロードと呼びます。オーバーロードとは「曖昧な表現を使う」ことだ、と言ってもいいでしょう。曖昧さを嫌うコンピュータに、曖昧な表現を理解させるのは難しいことです。コンピュータに関する技術や理論以前に、「我々人間…
忘却関手のハッキリした定義はありませんが、忘却関手は忠実関手であると想定されることが多いでしょう。しかし、忘却関手と呼ぶにふさわしそうでも、忠実ではない例もあります。Catを小さな圏の圏(射は関手)、Setを集合の圏とします。小さな圏Cに対象集合…
タイトルに「入門的ではない」と入れたのは;先日の「関数型プログラミングとオブジェクト指向について、何か書く、かも」において、「型クラス入門」の記事を書くかもと予告じみたことを言ってしまったので、その入門じゃないぞ、と。でも、型クラスの話だ…
↓の映像がとんでもなく昭和臭い。顔、着てるもの、風景、所作まで昭和の匂いってあるんだなー。曲は、島谷ひとみさんのカバー(2002)で知っている人が多いでしょうが、この映像は1968当時のものでしょう。
「「関数型プログラミングはオブジェクト指向の正当な後継」なの?」を書いていて次のようなことを思いました: テクノロジーに関する思索を語るのは推奨されるべき事だと思いますが、ベーシックな知識に裏打ちされてないと、解釈困難で意味不明になりがちで…
ソフトウェアの設計と実装では、サブシステムやコンポネントの内部構造を明かすべきではない、と考えられています。アプリケーションプログラムは、サブシステム/コンポネントの公式のインターフェイスにだけ依拠すべきだ、となります。それを守れば、サブ…
オブジェクト指向を知っている人々に、「関数型もオブジェクト指向と大差ないよ、大丈夫だよ」とお誘いする記事は大いに存在意義があると思います。 関数型プログラミングはオブジェクト指向の正当な後継である 上記の記事は、そういう目的を持って書かれた…
一週間前に(悪い意味で)評判になったブログ記事: ケミカルフリーな暮らしと子育て術 自然派ママの新常識 2016年09月05日(月)「火傷はあたためる☆」 ちょっとした火傷だったら、キッチンのガス等で患部をあぶるっていいですよ。。 これはマズイ。真に受け…
もともとのマイヒル/ネロードの定理は、形式言語理論のなかに位置付けられるものです。しかし僕は、プログラム意味論のなかでマイヒル/ネロードの定理を捉えています。一般化されたマイヒル/ネロードの定理は、プログラムの構文と意味に関して様々なこと…
一般化されたマイヒル/ネロードの定理について「いつかキチンと書こう」と思いながら10年が経過してしまいました。「もっと一般化したい」「前提を減らしたい」「キレイにまとめたい」「高次元化したい」とかの希望はあるのですが、それを言っているとさら…
リオ・オリンピックでは、日本の卓球が男女とも活躍しました。福原愛選手や伊藤美誠選手が幼少の頃からハードトレーニングで育成されたことはよく知られています。なので、卓球というのは早い時期から英才・神童達が活躍するもんなんかな? とナントナク思っ…
状態遷移系の同値性の定義として双模倣(bisimulation)があります。"bisimulation"と一単語だけでgoogle検索すると、血糊を付けた女の子達の歌ばっかりヒットするんですけど。最近じゃなくて2014年3月リリースの曲らしいです。 https://www.youtube.com/wat…