2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
最近、「律子」という言葉を使っています。「りつこ」じゃなくて「りつし」です。英語の接尾辞「-or」の訳語のつもり。では、その「-or」とは何でしょうか。M = (M, ×, i) をモノイドとすると、次の法則が成立します。 (a×b)×c = a×(b×c) ― 結合律(associat…
「モノイド自然変換としての積分: 大雑把に」にて: 勘違いや抜けがあるかも知れませんが、修正をしても大筋はたぶん維持できるでしょう。もう少し確認して、“時間と気力があるときに”具体的な構成法を書くつもりです。 この件は書くつもりでいますが、一度…
「モノイド圏上の加群圏の実例」にて: 僕が加群圏にちょっと興味をいだいたのは、変則的なラムダ計算のモデルとして加群圏が使えないかな? と思ったからです。思っただけで、よく分かってません。 これ、分かりました。何が分かったのか? を大雑把に記し…
アレックスの花が今でも咲いています。しかし、花にしては寿命が長すぎる気がするし、緑色になってきてるんだけど。これって実は葉っぱ?
試供品でもらったシャンプー&リンスだけど、間違っているよね、これ。と思ったんですが、こういうデザインのようです(コメント欄参照)。
とあるC++コードがコンパイルエラーするんですが、原因がまったく分からなかったんですよ。「そんなバカな?!」という感じ。しばらくハマってしまいましたよ。結局、C++でもCでも同じことが起きることが分かりました。次は、僕が遭遇したのと同じ現象が起きる…
昨日の記事に実例がなかったのでそれを追加します。いくつかの準備から:FinSetを有限集合の圏とします。×は普通の直積、1 = {0} として、(FinSet, ×, 1, α, λ, ρ) はモノイド圏になります。α, λ, ρを具体的に書くと: αA,B,Cは、((a, b) c) |→ (a, (b, c)) …
Cがモノイド圏でDが圏のとき、二項関手(双関手) H:C×D→D が結合律と単位律を満たすならば、(D, H)をC上の加群圏(module category)と呼びます。(加群の圏(category of modules)とは違いますから注意。)モノイド圏C上の加群圏(D, H)と、モノイド関手 Φ…
「目黒川がきらい 」: 目黒川の桜って何であんな人気なの。コンクリで護岸がちがちに固められた川だよ?桜っていう「自然」とコンクリっていう「構造物」はそもそも矛盾してるし。 目黒川の近くに20年以上住んでます。コンクリで固められた川なのは、そのと…
「モノイド関手/ラックス・モノイド関手とその実例」 今日の話はここまでにしておきますが、モノイド関手/ラックス・モノイド関手の定義からすぐ出るようなことでもけっこう面白い話題があるので、補足を書くかも。 補足を書きます。内容: ラックス・モノ…