次男の場合:
父親:「K(次男)は秘密基地の話をしてたけど、君はそんなこと言ったことなかったよな」
長男:「いやいや、俺もね、若い頃は秘密基地作ってたよ」
父親:「聞いたことねーな」
長男:「俺にも守秘義務があったからね」
父親:「もう守秘義務はいいだろう、どこに作ってた?」
長男:「えーとね、俺が直接作っていたというより、友達だけど」
父親:「結局作ってないだろ」
長男:「だってメンドクサイでしょ」
父親:「おまえはモノグサだからなー」
長男:「作る代わりに探したことはあるよ、ほんとに」
父親:「探す?」
長男:「秘密基地にピッタリのところがないかなー、と。何もしなくても秘密基地に使える所」
父親:「そんな所あるのかよ?」
長男:「それがあったんだよ」
父親:「…」
長男:「ところがさ、それは別なグループが作った秘密基地で」
父親:「それじゃダメだろう」
長男:「それで、一緒に使わせてくれって頼んだの」
父親:「なんか情けねーな」
長男:「そしたら、『掃除するならいいよ』とか言われたから、やめた」
父親:「あー、やっぱりモノグサ」