だいぶ以前から、静止画の背景にテキストとナレーションだけのYouTube動画が現れ出して、「これ、動画の意味ないじゃん」と思っていたら、そのうち、Webページの画面ショット2,3枚を動画にするという、口がアングリのしろものまで投稿されるありさま。おそらく、「なんでもいいから楽して視聴数をかせぎたい」ということなのでしょう。
WikiTubiaというYouTubeチャンネルがあります。
「WikiPediaページの画面ショット動画かよ?」と思ってしまいますが、想像よりはまともです。冒頭に次のようなお断りが出ます。
This video is automatically generated as a part of a computer science and education project.
この動画は、計算科学と教育のプロジェクトの一環として、自動生成されたものです。
実験的に作られたものらしいです。
「これは意外にいいかも知れない」と思いました。それは音声があるからです。僕は、人名の発音を調べるために、Forve(https://ja.forvo.com/)やPronounceNames(https://www.pronouncenames.com/)を使うのですが、どちらにも発音がないことがあります。でも、Wikipedia項目には目的の人物(や同名の別人)の項目があったりします。
Wikipediaでは、人名・地名などの綴はわかっても音がわかりません。信頼できる発音まで含めたWikipeia項目があれば助かるな、とは思います。本家Wikipediaが、一部でいいから音声付きにしてくれないかな。