Lispに関する本だか記事だかに、次のような話が(うろ覚え):
ある人が「Lispで多用しているlambdaという語は、余計なbがあるので綴りを間違いやすい。これがバグの原因ともなるので、ラムダではなくてアルファにすべきだ」と主張した。案の定、その人はアルファをalfaととミススペルしていた。
lambda→lamda、alpha→alfaのような簡略化は、冗談ではなく(ロングレンジでは)進行するかもしれません。「はてな」もfotolifeと綴っているし、MacintoshのAPIでもgrafという綴りが使われていたような。たばこのhi-liteも非難されたようだけど、ghがなくてデザインはスッキリしてます。
それで思い出すのが、何年か前(10年はたってないかな?)一部で評判になった文書で、「英語の綴りは発音と一致してなくて非合理的だから、こう直しましょう」という提案。手元に残ってませんし、探すのも面倒そう。
その文書自体の書き方が、提案の綴り方式に徐々に変容して、最後のフレーズが dreem kamz turu (dream comes true)のような感じだったかと(まったくうろ覚え)。終盤のほうをいきなり読むと何語だかわかんなくて、笑えました。
追記:僕がかつて見たのと同じ文書はみつかりませんでしたが、英語綴りを簡素化しようとうハナシは真面目/冗談含めてけっこうあるみたい。例えば→http://www.ritespel.org/