例えば「竹内さんの『層・圏・トポス』を読む人達へ」という記事のなかで、僕はロジシャン・竹内外史を「竹内さん」と呼んでいるわけですが、これはどうも失礼な印象をまぬがれません。偉大なる竹内先生を知り合いのオッチャンみたいに呼んでいるのですから。
しかし、自分が教わった事があるわけでもないのに「先生」を付けるのも抵抗があります。まー、バートランド・メイヤーあたりだと、あのキャラクターから「先生」と付けないとかえって落ち着かなかったりするんですが。
それじゃ無難に「竹内氏」か? 僕の感覚では、これもなんか違う。竹内さん(と、地の文ではとりあえず「さん」)はすごくえらい人なので、「あなたの立場を尊重してるよ」くらいの意図を込めた「氏」もそぐわない気分なんです。
だったら、(僕は、誰でも「さん」で済ませる原則にしているので)「さん」でいいことにしよう。と、そんなふうに考えたのです。
今さら原則を変える気はないのですが、竹内さんくらい偉いと、むしろ「竹内外史によれば…」とか「そこで竹内は…」とか呼び捨てにしたほうがエラサが伝わる感じがするんだけど、、、