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参照用 記事

署名と筆跡

長男も次男も、カードゲーム「遊戯王 デュエルモンスターズ」に熱中していました。

最近は少し熱もさめてきたようです。収集した膨大なカードのなかにはレア物もあるらしく、プレミア付きで売れたりもするらしいです。そこで、長男が不要なカードを売りに行ったのですが、保護者の署名が必要だということで書類を持って来ました。僕が署名して再びカードを扱う店に行ってきて:

長男:「店員がさ、おとうさんのサインと俺が書いたところ見て『筆跡が似てますね』って、なんか俺、疑われた」
父親:「ナニーィッ、それでおまえは何て言ったの?」
長男:「『ごもっともです』って」
父親:「親子なんだから筆跡が似てて当たり前だ! と言ってやれ」
長男:「そんなにムキになったらかえって怪しまれるよ。『うちの父は字が下手で』と説明しないと」
父親:「あー、下手で悪かったね」
長男:「俺も下手で、おとうさんと筆跡が似てるからさ、今度はK(弟)に書いてもらおうかな」
父親:「まー、それでもいいけど」
長男:「でもなー、おとうさんよりKのほうがはるかに字うまいからなー、なんか変だな」
父親:「じゃかましいわ」
長男:「あのさ、Kが保護者のサインを書いて、おとうさんが子供が書くところを書けば」
父親:「はぁ? … 」