ギックリ腰は僕にとって不幸なことだったが、これを機会に実地に調べてみた。なにを調べたか? -- 今の僕には敏感なセンサーが付いている(敏感すぎるのが困りもの!)ので、どんな歩き方が腰に負担をかけないかがわかる。
- 歩くときは上下動を少なく、足は真っ直ぐ前に出していく。
- そっくりかえったり、胸を張りすぎるのはダメ、わずかに前傾。
- 腕を元気よく振るのはダメ。
- 曲がるときは体のねじりを使わず、自然な重心移動。
僕は、格闘技とか興味ないのだけど、上のような事ってどことなく伝統的格闘技っぽいよね。甲野善紀先生のナンバ歩きは、まさにこんな動きを提唱しているし。
立っているときも、空手のナントカ(?)いう立ち方のように、やや内股にすると楽。あるいは、ボクシングのように足を前後に開くのもいい。
立ち上がるとき、座るとき、なにかを持ち上げるときなどは、胴体に頼らず手足を使う。結果的に、ダンベル体操やヒンズースクワットみたいな動作が多くなる。日常的に筋トレみたいになっちゃう。
考えてみると、筋肉は鍛えたり増やすことができるけど、椎間板は鍛えようながないもんね、取り替え不可能な消耗品だと考えて温存するしか手がない。となると、骨格をねじるような動きを避けて、代わりに筋肉を多用することになるのだろう。
うむ、理屈はわかったような気がする。でもたいてい、実践がともなわない。