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参照用 記事

タグつってもねー

今朝、ひげぽんさんとお会いしまして、このエントリーにメモがあるのですが:

僕(檜山)が「タグアーキテクチャ」って口に出したとなると、XMLタギング方式だと思われるだろうね、たぶん(苦笑)。

tag(ged) architecture はハードウェアの話で、ワード(レジスタ長データ)が実質的なデータ以外にタグ(属性)部を持つことです。タグはある種の型情報ですね。特に、データがアドレスのときは、型付きポインタになります。

LispPrologの専用マシンではタグが使われていました。しかし、普通のCPUでもタグと同じことはできるんです。メモリオブジェクトがある程度の大きさ以上なら、バイトアドレッシングは不要です。例えば、オブジェクトが8バイト単位で配置されるなら、アドレスの下3ビットは使用しません(どうせ0)から、ここに属性を書き込めます。

ポインタを8種類に分類できれば、けっこう役に立ちますよ。32ビットマシンだとして、例えば小さな整数は29ビット即値で詰め込めるし、大きな整数ならアドレスした先に置けばいいでしょ。

  • Emacs クローンを1ヵ月

これはスゲーいいかげんなこと*1言ったんですが、SIMPOSやTAO/ELIS環境では開発効率が良かったみたいよ、てなこと。TAO/ELIS上のZENやらKanzenやらの開発が異様に早かった話をどこかで聞いたんですが、検索してみたら、http://www.nue.org/people/amagai/kanzen/kanzen-dtp.html に、

Kanzenのおおまかな仕様を決めてから,天海君の努力でわずか二週間でプロトタイプが完成した.

という記述がありました。Kanzenは仮名漢字変換日本語入力システムです。

*1:「1ヵ月」は短期間の象徴的表現