f:X×Y→Z という関数〈写像〉をストリング図で表すと、次のようになります。描画方向は上から下で、関数のノードは四角です。
とあるコミュニティーでは、次のような図を因子グラフ〈factor graph〉と呼ぶようです。ストリング図と同様、描画方向を前もって決めて矢印を省略することもあります。
丸いノードは無駄だと思うんですが、丸のなかに変数宣言を書けば:
これは次の2つの情報を一度に表しています。
- f:X×Y→Z
- z = f(x, y)
二番目のほうは関数の古典的な表し方です。引数変数と戻り値変数と等号を使うこの表し方は、マズイ点(例えば、アルファ変換で破綻する)もあるのですが根強く使われています。因子グラフは、古典的な記法の図式表現ということなのでしょう。