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参照用 記事

引き算のアルゴリズムとセマンティクス

次男は指を使って足し算ができます。引き算もできるのですが、2桁になると自分でやるのは面倒らしく、聞いてきます。

「おとうさん、16引く4はいくつ?」
「12」
「そうか、12か、ぼくは12番目なのか。」

事情を聞くと、保育園の同じクラスでまだお誕生会をやってない子(=早生まれの子)が5人いて、そのなかでは自分(次男)が一番先にお誕生日なので、自分よりお誕生日が遅い子が4人いる、とのこと。クラスは16人。それで、自分はお誕生日の早いほうから何番目か知りたかった、と。

おおー、引き算のアルゴリズムを実行する能力はたいしてないのに、セマンティクスは分かっていたんだ。これは、基数の引き算(余集合*1の基数を求める問題)じゃなくて順序数の引き算だな。指を折っているうちに順序数のセマンティクスに気付いたのかな。

僕(父親)は、配列のインデックスをしょっちゅう数え間違えるのだけど、次男、16 - 5 としなかったのがエライ(偶然あたっただけかもしれないが)。

*1:余集合は、補集合を書き間違えたのだけど、余集合って言葉もあるし、このほうが感じが出ているのでそのままにします。