えっ? なに?
たわいもない会話を記しただけのエントリー「デシリットル問題」に、コメント、スター、ブックマークがいっぱい。最近では珍しくなったトラックバックまで来てる。
デシリットル(dL)を小学校で教える意味は、みなさん気になっていたのでしょうか?
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20130905/1378353319 の「すべてのブックマーク」を開いてみてください。ブックマークコメントの率が異常に高く、有益な情報、ご意見・見解、ジョーク・ギャグと、ほんとに面白いです。
いろいろなご意見があるのですが、まず、職種、分野、国・文化によってはデシリットルが使われているよ、という話。kosakiさんによる、豆や穀類の小売りが最初の情報ですが、お米屋さん、お酒の量、水溶液濃度などでもデシリットルが使われるそうです。
デシリットルそれ自体よりは、SI単位系における 10n を表す接頭辞の事例として意味がある -- というご意見も多いですね。ミリやキロだと、10-3, 103 で、基本の量(例えばリットル)とギャップがありすぎて理解が困難だから、デシ(10-1)やセンチ(10-2)から入るのが適当だろう、と。
「デシ」という接頭辞の他の用例としては、デシベルが比較的よく知られてます。センチリットルやデシメートルの例も報告があります。繊維の太さの単位がデシテックスだそうで、トリビアですねー。
小学校低学年の子が、実際に水や容器を使って学ぶのに、ミリリットルやキロリットルは向いてない、デシリットルなら操作が容易、って話もありました。なるほど。実際、デシリットルからビーカーとかマスを連想する人が多いみたいです。
尺貫法(容積は升・合)との親和性が関係するのでは、なんてご指摘もありました。それは考えもしなかったな。
「はてブの陰りの内部要因は「ヘイトが溢れてるから」」という匿名ダイアリーを読んだのですが、最近のはてなブックマークの状況を嘆いています。そのなかで、
絶好調だった頃のはてブはコメント欄が大変有用な場になってた。たったの100文字を駆使して議論が交わされる事も。気付き、ひらめき、バランス、そういったものが溢れてた。理性的で本質をえぐるコメントがキラ星のように煌めいてたし、感情的なコメントは逆に埋もれる傾向にあった。
過去のはてなブックマークをちょと美化・礼賛し過ぎな気がしますが、今回のブックマークコメント欄は、往年のそれ(があたっとして)のように「有用な場」でしたね。ありがとうございます。
[追記]メタブックマークの階層が出来てる。
- http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20130905/1378353319
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[/追記]