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強烈に怖い悪夢をみてヘロヘロになってしまった

僕は、あまり悪夢をみることはないのですが、今日(2013-10-10)はひどい悪夢にうなされて午前3時前に起きてしまい、その後も恐怖感からろくに眠れず、今日はヘロヘロ・グダグタ状態。

とにかくムチャクチャ怖かった。設定はSF風で、なんか宇宙からの侵入者みたいなもんが地球を制圧してしまった、というような状況。夢なんで状況設定は曖昧イイカガンですが、だいたいそんな感じ。人間に限らず全ての生物が侵入者=巨大生物に飲み込まれてしまうのです。

飲み込まれて死んでしまう、ってのはありがちですけど、そうじゃなくて、巨大生物の一部と化して生き続けるのです。体が徐々にまるっこいゴロンとした形になっていって、巨大生物の細胞として組み込まれる。それがね、徐々に徐々に少しずつなんですよ。だんだんに、手足も頭もなくなる。

猫も犬もカラスも、生きとし生けるもの全部がまるっこいゴロンとした塊になって吸収されていく、徐々に徐々に。

体の形が変わっていくとき、僕は自分の運命が分かっていて、巨大生物の細胞として永遠の命を手に入れるのだけど、その代わり、自分ではなくなってしまう。猫も犬もカラスも人間も、みんなが一様なゴロンとした塊になってしまう。意識もなくなってしまう。いや、意識はあるんだけど、固有の意識、知識も記憶もすべてが薄れていって、一様な、猫も犬もカラスも人間も共通な意識を持ち始めるわけ。

文章で書いても怖さが伝わらないかもしれないけど、今書いていてまたしても恐怖感がよみがえる。

何が怖いって、抵抗しているんだけど、固有の意識がどんどんなくなって平板化する、その過程ね。だんだんに、細胞化した他の生物と繋がりはじめるのだけど、そのときはもう意識が共通化しているので、どれも個性がない。自分も個性がない単なるゴロンとした塊。かすかに残る自意識が無意味に「助けてくれー」と叫んだところで目が覚めた。

ハアアアアアア、怖い。

夢が潜在意識を反映するものだとしたら、僕の中に、この夢に象徴されるような不安や恐怖があるんだろうな、そう考えてさらに落ち込んだり。