「R言語で複素関数の可視化」において、次のように書きました。
惜しむらくは、Rにアニメーション機能が備わってないことです。ライブラリを使ってアニメーション出来なくはない(「Rで離散力学系のアニメーションを作ってみた」参照)ですが、面倒で機能貧弱です。時間方向が使えると、表現の幅が格段に拡がるのですが。
アニメーションの機能性はしょうがないとして、アニメーションを作る手間を減らす関数を幾つか書いてみました。まだ途中ですが、とりあえず使えます。
作ったサンプル:
一番目は、「R言語で複素関数の可視化」の例題に出した w = z^3 に動きを加えたものです。a*z^3 + (a - 1)*z として、パラメータaを0から1まで0.05刻みで変化させたものです。最初は w = z で、だんだん z^3 の影響が入ってきて、最後は w = z^3 になります。
二番目は、実二変数関数 exp(-(x^p + y^p)) のベキ指数pを、2, 4, 6, ..., 16 と偶数で動かしたものです。関数の突出部が最初は丸いのですが、だんだん平べったくなります。