以前、次の3つの記事で、Erlangのドキュメンテーション生成ツールEDocでとりあえず日本語を使う方法を紹介し、対症療法的なパッチを付けておきました。
その当時のOTPのバージョンはR11B-5(erl5.5.4)でしたが、今日(2008-09-12)現在一番新しいのは Erlang/OTP R12B-4 (Sept 3, 2008 release)です。僕は1つ古い R12B-3(erl5.6.3)を使っています。
R12B-3(edoc-0.7.6、xmerl-1.1.9)用にEDocのパッチを作り直しました。R12B-4に入れ替えてからとも思ったのですが、とりあえず置いときます。
なにか問題があったり、R12B-4用を作ったら更新または追加します。[追記]このパッチは、Erlang/OTP R12B-4 (erl5.6.4) でも適用できます。ただし、生成されるrecompile.bat内の xmerl-1.1.9 を xmerl-1.1.10 に直してください。[/追記]
パッチの適用法は、「パッチの作り方と当て方はこうするもんね」を見てください。recompile.batは1行のテキストなので、/bin/sh にそのまま喰わせても大丈夫です。
コンパイルでWarningが出ますが問題はありません([追記]コンパイル作業は成功ってことね、その後も問題がないことは保証しません。[/追記])。
$ /bin/sh < recompile.bat