2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「R言語メタプログラミングの基礎」に、tobさんからコメントをいただいて、それについて書こうと思っていたのですが、だいぶ間が開いてしまいました。ここに補足として記します。内容: 空な名前 関数オブジェクトのコンストラクタ テキストからコールオブジ…
「R言語で複素関数の可視化」において、次のように書きました。 惜しむらくは、Rにアニメーション機能が備わってないことです。ライブラリを使ってアニメーション出来なくはない(「Rで離散力学系のアニメーションを作ってみた」参照)ですが、面倒で機能貧…
対話的な利用状況において、Rの関数を、これ以上は短く出来ない最小キータイプ数で呼び出します。究極のキータイプ節約法。内容: 動機 やり方 理由 動機Rコンソール内でカレントディレクトリを確認したいことがあります。getwd()関数を呼び出せばいいのです…
昨日の「R言語メタプログラミングのサンプル」に実例として出したRプログラムを見ているうちに、これを手直しして複素関数の可視化が出来るんじゃないか、と思いました。次元を落として3Dグラフを描く方法と、平面から平面への写像を模様として描く方法を試…
昨日の記事「R言語メタプログラミングの基礎」では、タイトルどおりに基礎的事項を説明しましたが、実例がありませんでした。メタプログラミング機能を使ったサンプルを紹介します。内容: 2変数関数の3Dグラフを描きたい surf()関数の使用例 surf()関数の実…
Rはメタプログラミングの能力を持っていますが、情報がまとまってなくて苦労します。けっこう落とし穴もあります。基本的な事項をここにまとめておきます。内容: 関数オブジェクトの基本構造 関数オブジェクトのコンストラクタ ペアリストと仮引数リスト 空…
可測空間と可測写像の圏はよく調べられていて、ジリィ・モナド(Giry monad)のベースとして使われたりしています。しかし、測度空間の圏や確率空間の圏はあまり使われません。素朴に定義すると、使い勝手が悪くて実用性が乏しい感じです。ホムセットに同値…