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参照用 記事

なぜgroovyなのか?

ここ2,3日、groovyをいじっていましたが、僕は特にgroovyに肩入れしているわけではありません。次の事情です。

概念の説明をするとき、擬似コードを使うことがあります。擬似コードの欠点は、なんといっても実行できないことですね。それで、“実行可能擬似コード”(ここで突っ込まないで)を探していたわけ。

実行可能擬似コードの条件は:

  1. トップレベルでいきなり文や式が書ける。
  2. 型宣言を省略可能。
  3. == と equals を区別するような必要がない。
  4. +, +=, << などを適宜オーパーロードできる。
  5. 代入文のセマンティクスが単純でシッカリしている。
  6. リテラルの表現力が強力。
  7. XMLデータも、まんまのリテラルで書ける。
  8. newが不要

一番最後は好みの問題が入りますが、僕はnewを書くのは面倒で嫌いです。

groovyは完全ではないにしろ、上の条件をまーまー満たしてます。XMLリテラル表現に関しては、E4Xが圧倒的にまさってますが、総合的にはgroovyのほうが上でしょう。