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参照用 記事

拙速もあり、しかる後に熟考

昨日の日記のコメント(「コメント」という言葉に注意しないと混乱しますね)を敷衍<ふえん>します。…… と書いていたら、naoyaさんからトラックバックが来て、僕が言おうとしていた内容はほぼソチラに書かれています。 でも、既に書いてしまった分だけは残しておきます(以下)。

naoyaさん:

結局何を採用しても同じような議論になるのではないか、という感じでそろそろ決着をつけたいなと。

m-hiyama:

もう、naoyaさんが白紙で考えてエイヤと決めてしまう、というのも方法かと。多くの意見を参考にするのは大事なことでしょうが、当事者には独断の権利もあると思います(-- ってのは「はてな的」な発想じゃないかもしれないけど)。

議論が迷走ぎみなのは、前提(要件や基本方針)があまり明確になっていない、という事情もあるでしょう。ですが、今から前提を吟味し直して、とやると振り出しに戻ってしまうし、最初の仕様/実装はある程度独断(というか、「これでいっちゃえ」という感じ)でもいいという気が僕はするんです。密室から仕様が出現するような事態と比べれば、十分に民主的な公開プロセスを経ているし、今後もそういうプロセスは続くのでしょうから、“多数決ではない決定”も非難される行為ではないでしょう(多数決がいいなんて誰も思ってないよね)。

naoyaさん:

僕としては極端な話 <!-- id:hatena:naoya --> みたいなのでもいいと思ってるんですが、

m-hiyama:

>僕としては極端な話 <!-- id:hatena:naoya --> みたいなのでもいいと思ってるんですが
極端な話じゃないと思いますけど。

最初からあまり大げさな仕様にすると、修正も後戻りもしにくいから、ミニマムでいいと思います。small and cleanな仕様から出発して様子見しながら、前提を明確化してより良い方法を模索していけばいいかと。

-- ここまでが既に書いた分 --

で、naoyaさんは先ほど:

そこで、このままではなかなか実装に移るのが難しいので、そろそろえいやっと仕様を決めてしまいはてなブックマークはてなダイアリーで仕様を使った機能を実装します。機能を運用しつつ、これだ、と思う仕様が考え付いたら将来それに乗り換えるという方向で行きたいと思います。

と書いておられるので、まー、ヨカッタヨカッタという感じです。コメントアウトを強制も推奨もしていないので、アンチ・コメント派の僕としても遺恨を残す結末ではありませんでしたし。あっ、まだ「結末」というのは早すぎますね、とりあえずスタートしたところですから。