子供につきあって(つきそって)、ナントカマンだのカントカレンジャーの映画やショーやらを見てるわけですが、昨日は『仮面ライダー THE FIRST』。
子供にはあんまりウケなかったな、これ。子供向けじゃないかも。観客もオニイサン、オジサンが多くてビックリ。かといって、大人が楽しめる、ってほどのデキでもないし -- コピー&ペーストで死神博士・天本英世がよみがえっていたのは嬉しかったし、石橋蓮司(こちらは生きている)もチラッと出てたり、と、ピンポイントで僕にウケたところもありますけど。
まー、それはいいとして、「困った」というか、ドヒャーと「ずっこけた」のは、仮面ライダーこと本郷猛の最初のセリフ、「水は生きている」。本郷猛は城南大学の研究者なんだけど、水の結晶を研究していて、「美しい環境にある水は、美しい結晶を作る」とかマガオで言っているんだわ。学生に講義までしちゃうし。
ストーリーのなかでも水の結晶は重要な役割を演じていて、ショッカーの改造人間だった本郷が人間の心を取り戻すのも“美しい水の結晶”がきっかけ。他にいくらでもツッコミどころはあるとはいえ、これはちょっとカンベンしてくれ。僕はお風呂で子供達に「水は生きてないからね」と言わずにはおれなかったとです。
※これに関連するエントリーは http://b.hatena.ne.jp/m-hiyama-taxon/voodoo/ をご覧ください。