またトラックバックが集まったので、自分でまとめておきます。お疲れさまっす>自分
- なぜ、多値関数は人気がないのだろう - 檜山正幸のキマイラ飼育記
これが発端。コメントがたくさん付いてます。コメントのほうが面白いよ。 - らくがきえんじん
syd_sydさんのこの日02-10のエントリー群に多値に関連しそうなこと(タプルとかboostとか)が色々書いてあります。 - 晴れ - lethevert is a programmer
lethevertさんの02-10の下側のエントリでは、PerlとConcurrent Cleanを例にしています。曰く「Perlの関数は、本質的には "1-in 1-out" と考えるべきなのではないかと思います。」上にあるエントリ(順序としてはこっちが(2))では、Concurrent Cleanでは多値が本質的に必須だという話。 - Diary?::2006-02-09
Pythonの話。曰く「多値関数ってそんなに不自然なものかな? 俺はわりと自然なものだと思う。」 - prima materia - laboratory
Rubyにおける多値について。 - 404 Blog Not Found:多値うち出来ない?
Perlはもちろん、Python Rubyなどでは多値なんて普通だよ、という話。 - http://d.hatena.ne.jp/kmt-t/20060211
C++において多値を取り扱う例(boost使用) - 2006-02-11
Haskellのリストモナドの非決定性に関して。 - なぜ手続きは戻り値を持ったのか - bonotakeの日記
そもそも戻り値概念の由来や動機は? という話。 - 2006-02-12
多値に関するtenyさんの分析。Common Lisp/Schemeに関してはshiroさんの補正コメントあり。
多値に関して話が拡がってなかなか楽しいのですが、僕はもう少し絞りたいので、次のエントリーを書きました。
- 多値関数の話をもう少し -- 課題を3つ - 檜山正幸のキマイラ飼育記
「多値」の意味を限定した上で、疑問に思う点など。
こういう書き方をすると、たぶん皆さん引いちゃうだろうから、とりあえずトラックバックはここらへんまででしょう。ただし、僕自身はこれで議論が終結した気分は全然してません。別な観点から、また論じるかもしれません。それで、さらに話が続けばこのリストに追加します。
[追記]関連URL:
- http://practical-scheme.net/wiliki/wiliki.cgi?Scheme%3a%c2%bf%c3%cd
lethevertさん、tenyさんが参照なさっていたSchemaScheme*1の多値。 - Gauche Users’ Reference: Collection framework
shiroさん自身による参照、多値と高階関数との組み合わせ。
[/追記]