僕は、頭髪の一部を染めている(「白頭爺・檜山」の第一段落参照)。で、美容院に行くわけだが、美容院に置いてある雑誌つうのは、なんでまた、ああいうすかしたスノッブ系ばかりなのだろう。「BRIO」「ソノコト」「Pen」とか。あと、家具だの建築だのガーデニングだのデザインだの、そんなカンケーの雑誌やらカタログやら。「週刊実話」とか「ヤングチャンピオン」はまず置いてないね。
田舎の女性向け美容院だと、「週刊女性」と「女性自身」は必ず置いてあった印象があるのだが、僕の偏見かもしない。都会の(つうのも偏見に満ちた表現だが)美容院だと、このテの女性誌さえもみかけない。しょうがないから、僕はなんか持参していこうと思うのだが、「週刊実話」はきつい、「週刊ポスト」もどうかな?「週刊文春」あたりがギリギリか。
いやっ、なにがどうギリギリなんだかわからんのだけど、どうも、持ち込み可能な雑誌に暗黙の倫理基準(?)があるような気がしてならないのですよ、美容院には。