「ニセ科学はリンクエラーを起こさない」にて、弾さん曰く:
問題の核心が、ここにある。
問題の核心は、そこにはない、のですけど。
まーた、論点がずらされているのですが … でも、その論点自体は、とりあえず今は置いときます。
弾さん、どうせ本気じゃないでしょ?(万が一、本気だったらゴメンナサイ。)
最初の「道徳やしつけの根拠は自然科学にある」は、どう見ても逆張りネタで、強引な後付けで、科学者の説明責任から「信じてもよさげリスト」提案へと持っていった、としか思えないのですよ。ただ、その提案が余りに無茶だったので、僕も一言いわせてもらったのです。だって、「せっかく弾さんが有効な提案をなさっているのに、菊池さんや田崎さんは実行しようともしない」なんて無邪気に考える人もいそうだからね。
あの時点で、「ネライ過ぎでした、提案はスベってます」で済ませれば、議論は終結してたのじゃないかな。その後が引っ張りすぎ! ついにきくちさんは「ネタでもだめです」と一線を越えてしまった(←日本語変だぞ)のですが、僕はまだ許容範囲内です。弾さんが全方位的なエンタテインメントを(おそらくはそう意図して)提供していると理解しているので、きれいな“落ち”をまだ期待しています(もはや地口落ちではキツイかも)。
さてと。弾さんが、「最初の提案が思い付きではなくて、マジメに考えたものだ」ともし言うなら、僕は、「アレはまったく見当違いだ」と思うから、いくらでもご説明申し上げますよ。あの提案を補足/補強しようと(かな?)したその後の議論もメチャクチャ。これも、なんぼでもご指摘しましょう。
まっとうな議論を積み重ねることには、僕は(負担にはなるけど)苦痛を感じないから、いくらでもなんぼでもトコトンお付き合いしますよ。
ただし、議論のための議論はしたくないし、不毛な結末もイヤ。(勝手を言いますが)僕が希望するルールは以下のとおりです。
- 議論を収束させる。最後に総括する : 「議論のための議論」を延々とやらかして消耗しないためです。
- 途中で止めてもいいが、明示的に「止める」旨を表明する : 終わりが分からないのが困る。
- 広く認められていること、すでに合意されていることを論点にしない : 無駄。
- 自明なことまでイチイチ確認しない : 上と同様、無駄。
- 一般論をしない(特定の論点に集中する) : やっぱり上と同様。
- 論点をはぐらかさない、すり替えない、ズラさない : 何を議論しているか分からなくなり、「議論のための議論」に陥らないように。
- 人格攻撃しない : そんな行為は恥。
- 印象操作しない: 「それも議論の技術」という意見もあるけれど、僕は嫌いだ。
- 第三者に応援依頼しない :-) : 例えば、僕がきくちさんに援軍を頼んだら反則。
さて、肝心の論点ですが、僕が噛みついているのはただ一点: 「信じてもよさげリスト」提案は実行不可能だし、これに類似する行為も効果が薄い。むしろ、この提案は誤解や混乱をまねくから取り下げるべきである。
[追記 date="翌日"]あれ? トラックバックが届いてないみたい。再度送信してみるべ。[/追記]