次男は、しょっちゅうコップを倒して水やジュースをこぼしている。先日も、紙ナプキンの上にコップが乗っているのに、強引に紙ナプキンを引いて取ったので:
父親:「そんなことするからコップを倒してお水をこぼすんだろう。もう(…説教…)」
次男:「……」
父親:「(…説教…)」
次男:「でも、ぼくお水こぼしてないよ」
父親:「こぼしそうだったでしょ」
次男:「こぼしてないよ。こぼしてないのになんでおこられるの?」
父親:「いつもこぼしているから、」
次男:「今日はこぼしてないもん。おとうさんが紙ナプキン取ったら、おとうさんがこぼしてたかもしれないよ」
父親:「おとうさんはこぼさないよ」
次男:「それはわかんないでしょ。こぼしたかもしれないおとうさんが、こぼしてないぼくをなんで叱るの?」
父親:「…(一理ある、言い過ぎたか)…」
次男:「…(ぶ然)…」
父親:「……」
次男:「……」
父親:「…(汗)…」
次男:「ねぇ、おとうさん」
父親:「んっ」
次男:「ぼく、つっこむのうまくなった?」