このブログの更新は Twitterアカウント @m_hiyama で通知されます。
Follow @m_hiyama

メールでのご連絡は hiyama{at}chimaira{dot}org まで。

はじめてのメールはスパムと判定されることがあります。最初は、信頼されているドメインから差し障りのない文面を送っていただけると、スパムと判定されにくいと思います。

参照用 記事

ステップ式飲食店はイヤだなー

むかーしむかし、秋葉原にたしか「ステップ」という名前のパソコンショップがありました。とにかく激安。安くするために「従業員に挨拶をさせない」という手法(?)を採用してました。挨拶を禁止するわけじゃないけど、そんなことは教育も強制もしない、ということです。記憶が曖昧なんですけど、ステップの社長は当時「『いらっしゃいませ』と1回言わせるのに100円かかる、無駄だ」とか言っていたと思います。

確かに従業員教育はコストでしょう。今のご時世ではステップ式が横行するのもしょうがないのかなぁ。最近ランチを食べた飲食店では、従業員がほぼ無言でした。伝票を持ってレジまで行くと、黙ってこちらが伝票を差し出すのを待っています(まったく声を発しません)。レジマシンを打った後も無言。レジマシンに付いている液晶で値段を確認してお札を渡すと、また無言で受け取ってお釣り。店を出るときに「ありがとうございました」はありましたが、発声はそれだけ。

別な居酒屋ランチでも似たような感じ。ただし、この店の従業員は日本人ではないので、日本語を喋るのが苦痛なのではないかと思います。ここは伝票をレジに置く方式。こちらがレジに向かうと、もうお釣りを準備して待ってます。「喋りたくない、喋らないでくれ」というオーラを発しているので、細かいお金を持っていても千円札を出して、準備してあるお釣りを受け取ります。

なんか陰鬱になっちゃうよ。明るい声を出してくれたら、コッチも(たいした味じゃなくても)「いやー、おいしかった、ごちそうさま」くらいの言葉が出るのだけど、無言であることが「食い終わったら早く出てけ」と待遇されているみたいに感じますね。



ここまで書いて思ったのだけど、そういうイヤな感じの飲食店には足が遠のきますよね。コストを下げようとやったことが原因で客が減る -- 当の飲食店にもダメージだろうけど、総体として消費が縮小しちゃう。悪循環だな。