プロトタイプ・リリース3は今日・明日くらいには。
それはそうと、最近、論理やカロウビ展開圏の話をしているのも、Catyでそれが必要になっているからです。型推論(静的型検査)は最初から入れる予定でした。でも、僕は「ボチボチに」と考えていたんです。どうもKuwataさんは、「早く型推論しねーとダメだろう」くらいに思っているようです。
何を作りたいのかというと、型推論機能を持ったCatyスクリプト・コンパイラです。Catyスクリプトの場合、コンパイルによりパフォーマンスを上げることは大して期待できません。それより、型エラーを含んだコードを実行させないことがコンパイラの主たる目的です。([追記]「コンパイラ」の意味は、コメント欄 http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20091113#c1258090057 を参照。[/追記])
型推論は、安全な言語処理系のためだけじゃなくて、Webフレームワークとしての使い勝手の面でも随分と寄与してくれそうです。言語処理系以外で、型推論を利便性向上に活かす例はあまりなかったと思います。魔術(黒魔術じゃないよ!)めいたことも出来そう。